消しゴムの歴史
英語初心者でも安心。和訳付きのショートストーリー形式で、無理なく英語多読を続けられます。
2025.04.15
【このページの読み方ヒント】
このブログでは、まず日本語の「今日の雑学」で話のテーマや内容を理解することをおすすめしています。先に内容を知っておくことで、次に読む「英訳」がスムーズに頭に入りやすくなり、「英語が読めた!」という感覚を掴みやすくなります。ぜひ試してみてくださいね!
タイトル:消しゴムの歴史
今日の雑学:
私たちが日常的に使っている消しゴムは、もともと天然ゴムから作られていました。1493年、コロンブスがアメリカ大陸を航海した際、現地の人々が弾むボールを作っているのを見て、ヨーロッパに天然ゴムを持ち帰りました。しかし、天然ゴムは温度の影響を受けやすく、夏はベトベト、冬はカチコチになるという欠点がありました。1950年代、日本で塩化ビニルを使ったプラスチック製の消しゴムが開発され、現在ではこちらが主流となっています。
英訳タイトル:The History of Erasers
Erasers we use every day were originally made from natural rubber. In 1493, Columbus saw people in the Americas making bouncing balls from rubber and brought it back to Europe. However, natural rubber had problems—it became sticky in summer and hard in winter. In the 1950s, Japan developed plastic erasers using vinyl chloride, which are now commonly used.
Next Step! 音声を聞いて、さらにレベルアップ!
最初はリスニングで理解力を高め、次にシャドーイングで発音やイントネーションを磨きましょう。段階的に取り組むことで、より効果的に英語を習得できます。
一目でわかる英単語イラスト単語帳
英語の文章を読むのが難しいと感じたら、まずはこの単語帳をチェック!見たことのない単語もイラスト付きで分かりやすく解説しているので、スムーズに読み進めることができます。
- eraser(消しゴム):鉛筆の線を消すための道具
- rubber(ゴム):伸び縮みする素材
- sticky(ベトベトする):粘着性がある状態
- hard(硬い):固くて曲がらない状態
- develop(開発する):新しいものを作り出すこと
- plastic(プラスチック):人工的に作られた軽い素材
英語の文法ミニ解説
この文法解説では、英訳に出てくる重要な文法ポイントを分かりやすく解説しています。イラストと一緒に確認することで、文法の仕組みがより深く理解できます。
- "Erasers we use every day were originally made from natural rubber."
関係代名詞 "we use every day" が "Erasers" を修飾しています。
→「私たちが毎日使う消しゴムは、もともと天然ゴムから作られていました。」 - "Columbus saw people in the Americas making bouncing balls from rubber."
現在分詞 "making" が "people" の動作を説明しています。
→「コロンブスは、アメリカ大陸でゴムから弾むボールを作っている人々を見ました。」 - "Japan developed plastic erasers using vinyl chloride."
動名詞 "using" が "plastic erasers" を修飾しています。
→「日本は、塩化ビニルを使ったプラスチック製の消しゴムを開発しました。」
関連フレーズ
日常会話で使える消しゴムに関する便利な英語表現を覚えてみましょう!
- Can I borrow your eraser?(消しゴムを借りてもいいですか?):他人の消しゴムを借りたいときに使います。
- My eraser doesn't work well.(私の消しゴムはうまく消えません):消しゴムの性能が悪いときに使います。
- I lost my eraser.(消しゴムをなくしました):消しゴムを失くしたときに使います。
ちょこっと英会話
学んだ単語や表現を実際の英会話で使ってみましょう!
Situation: クラスでの会話
A: Can I borrow your eraser?
(消しゴムを借りてもいいですか?)
B: Sure, here you go.
(もちろん、どうぞ。)
A: Thank you. Mine doesn't work well.
(ありがとう。私のはうまく消えないんです。)
B: No problem.
(問題ないですよ。)

実力診断! 英検短文穴埋め問題にチャレンジ!
学んだ内容をどれだけ理解できたか、ちょっとしたクイズでチェックしてみましょう!
英検の形式に近い短文問題なので、実際の試験対策にもぴったり。英語で読める力が少しずつ身についているか確認してみてくださいね。
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
Q1: Erasers were first made from natural ( ).
Q2: Columbus saw people using rubber in the ( ).
Q3: Natural rubber became sticky in ( ).
Q4: Japan developed plastic erasers in the ( ).
Q5: Modern plastic erasers are made from vinyl ( ).
解いた後のヒント!
クイズは解くだけで終わりにせず、「使える英語」にしていくことがポイントです。
答えを確認したら、音読して口に出す → 何も見ずに言ってみる → 自分の言葉に置き換えて使ってみる という3ステップで、どんどん実力がついていきますよ!
「中学生から挑戦できる!英検短文穴埋め問題」のページでは、さらに多くの問題を掲載しています。興味がある方はぜひ挑戦してみてください。