雷の音はなぜ遅れて聞こえる?

英語初心者でも安心。和訳付きのショートストーリー形式で、無理なく英語多読を続けられます。

2025.04.08

雷の音はなぜ遅れて聞こえる?

【このページの読み方ヒント】
このブログでは、まず日本語の「今日の雑学」で話のテーマや内容を理解することをおすすめしています。先に内容を知っておくことで、次に読む「英訳」がスムーズに頭に入りやすくなり、「英語が読めた!」という感覚を掴みやすくなります。ぜひ試してみてくださいね!

タイトル:雷の音はなぜ遅れて聞こえる?

今日の雑学:

雷が光ったと同時に「ゴロゴロ」と音が聞こえないのは、光と音のスピードが違うからです。光は秒速約30万キロメートルで進むのに対し、音は空気中で秒速約340メートルとずっと遅いスピードです。そのため、雷が遠くで発生すると、光はすぐに届きますが、音は少し時間がかかってから耳に届くのです。これを利用すれば、雷までの距離を測ることもできますよ!

英訳タイトル:Why Does Thunder Sound Come After the Lightning?

When you see lightning and then hear thunder a few seconds later, it's because light and sound travel at different speeds. Light travels extremely fast—about 300,000 kilometers per second. On the other hand, sound moves much slower, at about 340 meters per second in air. So when lightning strikes far away, the light reaches your eyes almost instantly, but the sound takes more time to reach your ears. This delay helps us estimate how far the storm is. For every 3 seconds between lightning and thunder, the storm is about 1 kilometer away.


Next Step! 音声を聞いて、さらにレベルアップ!

最初はリスニングで理解力を高め、次にシャドーイングで発音やイントネーションを磨きましょう。段階的に取り組むことで、より効果的に英語を習得できます。


一目でわかる英単語イラスト単語帳

英語の文章を読むのが難しいと感じたら、まずはこの単語帳をチェック!見たことのない単語もイラスト付きで分かりやすく解説しているので、スムーズに読み進めることができます。

  • lightning(稲妻):空に光る電気のひらめき
  • thunder(雷の音):稲妻のあとに聞こえる大きな音
  • travel(進む・移動する):物や人がある場所から別の場所へ行くこと
  • speed(速度):どれくらい速く何かが進むか
  • instantly(即座に):すぐに、ほとんど時間がかからずに
  • storm(嵐):雨・雷・風などが激しく起こる天気

英語の文法ミニ解説

この文法解説では、英訳に出てくる重要な文法ポイントを分かりやすく解説しています。イラストと一緒に確認することで、文法の仕組みがより深く理解できます。

  • "Light travels extremely fast."
     主語 + 動詞の現在形で、自然現象や事実を表す文
     →「光は非常に速く進む」という普遍的な事実を表しています。
  • "Sound takes more time to reach your ears."
     「take + 時間 + to 動詞」の形で、「〜するのに時間がかかる」
     →「音はあなたの耳に届くのにもっと時間がかかる」
  • "For every 3 seconds between lightning and thunder, the storm is about 1 kilometer away."
     「for every A, B」の形で、「AごとにB」
     → 雷と音の間が3秒なら、嵐は約1km離れている。

関連フレーズ

日常会話で使える雷に関する便利な英語表現を覚えてみましょう!

  • It’s lightning outside!(外で稲妻が光ってる!):雷が見えたときに使える表現
  • Did you hear that thunder?(今の雷の音聞いた?):雷の音に驚いたときに
  • The storm is getting closer.(嵐が近づいてきてるね):雷や雨が近づいていると感じたときに

ちょこっと英会話

学んだ単語や表現を実際の英会話で使ってみましょう!

Situation: 外で雷が鳴り始めたときの会話

A: Look! There was lightning!
(見て!稲妻が光ったよ!)

B: Yeah, and I just heard the thunder!
(うん、今ちょうど雷の音が聞こえた!)

A: That means the storm is pretty close.
(ってことは、嵐はけっこう近いってことだね)

B: Let’s go inside before it rains.
(雨が降る前に中に入ろう)

実力診断! 英検短文穴埋め問題にチャレンジ!

学んだ内容をどれだけ理解できたか、ちょっとしたクイズでチェックしてみましょう!
英検の形式に近い短文問題なので、実際の試験対策にもぴったり。英語で読める力が少しずつ身についているか確認してみてくださいね。

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

Q1: Light travels much ( ) than sound.

Q2: We see lightning almost ( ) when it strikes.

Q3: Thunder is the sound that comes ( ) lightning.

Q4: Sound travels at about 340 ( ) per second in air.

Q5: You can tell how far a storm is by counting the ( ) between lightning and thunder.

解いた後のヒント!

クイズは解くだけで終わりにせず、「使える英語」にしていくことがポイントです。
答えを確認したら、音読して口に出す → 何も見ずに言ってみる → 自分の言葉に置き換えて使ってみる という3ステップで、どんどん実力がついていきますよ!

この記事を書いた人

syouta

syouta

「英語がちょっと苦手…」という方にも、「もっと英語を楽しみたい!」という方にも、気軽に学べるコンテンツをお届けしています。短い時間でスッと理解でき、日常会話や雑学として使いたくなるようなトピックを厳選して発信中です。一緒に英語の「面白さ」や「なるほど!」を発見してみませんか?

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